特別支援学校の一年生になって初めての運動会は、我が家には事前に絶対に守らなくてはいけない約束事が出来た。
それは、娘にはパパもママも妹も運動会を観に来ていることをバレてはいけないという事である。
家庭訪問の時に担当の先生からこの相談を受けた時に、特に腹が立ったり、疑問を抱くこともなかったのは、親もその方が良いであろうと思えたからである。
普段の学校での娘の姿が、特にママが近くにいることを知ることによって確実に観られなくなることは、簡単に想像できたし、むしろ先生からそんな提案をしてくれたのは、自閉症スペクトラムの娘のことを親よりも理解してくれているようでなんか嬉しかった。
それくらい娘はママに執着していると言えるし、もし運動会でママの存在を知ったら競技どころか、その場にいることすら気が散って出来なくなってしまうだろう。
ただ、それでもビデオや写真は残しておきたいし、出来るだけ近くで見たいという気持ちもあり、運動会当日は変装をして参加することにした。
写真やビデオを撮りたいパパは帽子にマスクに眼鏡と、普段は着ることのないような服を選んできる事にした。
前日の仕事の帰りに、ドンキホーテに行って何か良さそうな変装グッズはないか?と探したのだが、どれも完全なバラエティグッズで、逆にそんなので行ったら目立ってしまうようなものばかりだった。。。
そんなこんなで娘の一年生の運動会はママはかなり離れた距離から見守り、パパは顔見知りのお友達すら話しかけても気がつかない程の変装での参加になった。
結果的には、お迎えの時間まで娘にバレることは無かったし、運動会でしっかりと頑張っている姿を見ることが出来た。
他から見れば、徒競走は途中で走るのを辞めてしまったり、玉入れやダンスは本当に参加しているだけだったのかも知れない。
それでも、やっぱり親からすればキラキラに輝いていたし、抜群に可愛かった。。。笑
何よりも、特別支援学校の運動会は感動のポイントばかりで、何度も涙が溢れて来た。
変装をしている姿で、涙を流しているおっさんは本当に気持ち悪かっただろう。
そして、うちが隠れながら運動会を観ていることを知った、お友達のパパやママが娘の写真やビデオをたくさん撮ってくれていた事が本当に嬉しかった。
初めての娘の小学校の運動会は本当に素敵な時間を過ごすことが出来た。
今後は、何かしらのイベントの度に我が家は変装グッズが増えていく事になりそうだ。。。
妹の運動会に自閉症のお姉ちゃんは参加しない理由
今回の妹の年中の運動会には、お姉ちゃんは参加しない事にしました。
その理由は去年、午後から参加したものの運動会には興味がなく、禁止されている遊具で遊んでしまったり、それによって注意されたり、大きな音が嫌だったり、ほとんどお姉ちゃんにとっては良い事が無かったのです。
妹にとっても、ちゃんと自分がやっている所を見てもらえない、親が競技に参加できない(去年はパパがお姉ちゃんを先に家に送って帰りました)、終わったらすぐに帰らなくてはいけない、などがあります。
今年はママが運動会の役員になった事も含めて、お姉ちゃんはデイケアで預かってもらう事にしました。
お陰様で妹もパパもママも運動会を筋肉痛になるほど満喫出来たし、お姉ちゃんも大好きなデイケアで楽しく過ごせました。
家族みんなで参加する事に意味があるのかな?と思っていたけれど、無理をして我慢する事で、みんなでちょっと不満を抱えるより、思い切って参加しない方が我が家には合っていたのかもしれません。
ちょっと心のどこかで寂しさはあるけれど、こういう選択をしなくてはいけない時がこれからもっとあるのかな?
運動会の徒競走で一番ビリ…
妹から甥っ子の運動会の徒競走の動画が送られて来ました👣
既にママが動画を見て泣いていたから、頑張ったんだろうなぁというのは想像出来たけど、実際にゆっくりと一人で動画を見ると、心がギュッと掴まれる様な姿がありました。何か道しるべの様な、背中を押してくれる様な姿だったのです。
イヤーマフを付けた甥っ子は、ピストルの音を嫌がり、耳を抑えてスタートから出遅れました。けして走るのが遅いわけではないけれど、そのままどんどん離されて、断トツの最下位でゴール!
黄色いイヤーマフを付けた甥っ子が一生懸命走っている姿は本当に感動的でカッコイイ姿でした。動画でも泣きそうだったんだから、生で観たら確実に涙腺が緩いから、やられてしまっただろうな…
甥っ子、本人がどう言っているかはわからないけれど、正直、最下位のビリッケツでこんなに心を動かされるとは思わなかったなぁ…
妹が去年の運動会で1位を取った時は当然、嬉しかったし、誇らしかったけれど、それとはなんか異なる感情がありました。
自分が障害児の親になったからか、それとも単純に歳をとって涙腺が緩くなったからか、わからないけれど、今まで知らなかった、感動とパワーを与えて貰いました😢
何だかんだで、自分は今までどんな事をするにも上位を求めてたり、勝つことに意味を求めたり、自然と心のどこかでしていましたし、そう言う部分でしか感動していませんでした。
そう言う勝ち負けの部分での、嬉しかったり、悔しかったりの感情しかなかったのです。でも、本当にそうじゃない部分でも人の心を動かすパワーがあることを知りました💪
ただ、そんな綺麗事を言いつつ、娘とカルタやトランプをする時にはどうしても負けてやることができない…大人気なく勝ちを譲れない…
今日は、甥っ子の運動会の応援をしてきました♪
やっぱり、いつ来ても感動する場面がたくさんあります☺
甥っ子くんがリレーで走っている姿は、やっぱり格好良かったし、比較的、普段は現実的で冷静な感じなのに
やっぱり走り終わってからも熱くなっている姿は、なんか、がむしゃらで子供らしかったし。
本当に、色々な素敵なシーンが見れました☺
緊張とプレッシャーと闘いながら、頑張る姿は大人になると中々見ることはないから、やっぱり素敵です☺
うちの娘たちも遊具で遊んだり木登りしたり、砂遊びしたり、未就園児の競技に出場したり、
木登りしたり(地上よりも、木の上や遊具の上の時間の方が長かったですが)
外でお弁当を食べたり、普段はしないこともできたし、何よりも朝からほとんど終わりまで、園庭の敷地内に居られてよかったです。
もちろん、かなり自由には遊んだけれど、去年よりも出来ることがやっぱり増えています☺
それに運動会に応援に来ることで、幼稚園にいる子どもたちがどんな感じなのかを知れるいい機会にもなります。
上の子は療育センターではなくて、幼稚園に行っていれば年少さんの学年です。
いい意味で、うちの娘はどれくらいできるかな?あれはちょっと厳しいかな?
走るだけなら年長さんクラスでもいけるかも?とか、ただ、ヨーイドンで全力で走ることはないだろうな笑とか…
色々なことを見ながら考えました☺
また園児たちが遊んでいる、砂場や遊具の空間の中には子どもの社会がやっぱり存在していて、
それは思っている以上に、シビアだったりドライだったり、冷たかったり、逆に優しかったり、温かったりしているんだなと。
甥っ子たちの幼稚園の運動会を見に行きました
甥っ子二人の運動会に家族みんなで参加しました☺︎もう、あっという間に年長と年少。自分ちも、何だかあっという間に大きくなっていくけど、人んちは更に早いなー。何だかちょっと寂しい気持ちもあります…
上の子は、徒競走も、組体操も鼓笛も、冷静な目で見たら、ちゃんと出来てないかも知れないけど、去年、一昨年より着実に出来ていました☺︎
太鼓とか笛とか、大きな音が苦手な中で、我慢しながら頑張ってる姿は、自分には本当に感動的な場面でした。娘を追いかけながら、泣きそうでした☺︎
うちも来週は親子教室の運動会です☺︎楽しみ☺︎
妹の運動会
今日は妹の幼稚園の運動会でした☺︎妹は徒競走ではぶっちぎりの一番🏅
いつもお姉ちゃんと比較してしまうので、普通より速いかなくらいだったけれど、やっぱり、同世代ではズバ抜けて速かったです☺︎
ただ、そんなことよりも妹が一番喜んだのは従兄弟達もみんな応援に来てくれたことだったと思います。
そして、今回は運動会の空気感にずっと邪魔にならないように我慢させて居るのは、辛いかなと思いお姉ちゃんは一時保育に預けました。
それでも妹はお姉ちゃんにも来てみて欲しいと言ってくれました。
まだ、何がどう?とかそういう話ではなく、勘の良い妹は恐らく何かの違いは感じているはずです。その上で、それでも自分の運動会を見に来て欲しいと言ってくれたのは本当に嬉しいことでした。
来年はどうするかはわからないけれど、妹の運動会の時にお姉ちゃんは一時保育に預けた方が良いのか、嫌でも一緒に見た方が良いのかは悩む所です…
ただ、姉妹児のケアと言う意味では、特に下の子は特別扱いされる日も重要なんだと思いました☺︎