発達障害、自閉症スペクトラム、ADHD、知的障害の子どもとその家族の小さな小さな足跡です👣

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6歳 ADHD 発達障害 自閉症スペクトラム

成長していけばもっと楽になる?治る?自閉症児の家族や周りのみんなが勘違いしていること

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「もうちょっと大きくなったら楽になるね」「小学生になったら手が離れるね」最近、よく言われることです。
自分も含めて近くにいる家族や周囲で娘にかかわる人はなんとなくそんな気がしていました。
しかし、それは大きな勘違いで、けして、実際にはまだまだそんなことはないのです。

確かに成長と共に前よりも理解が増えて、話が通用する場面は増えました。
でも、まだまだ365日24時間誰かが付いていないと、自閉症スペクトラムの娘は生きていくことができないのです。

オムツも就寝時以外は取れて、トイレも自分でしたい時に行く事が出来る様になりました。
しかし、それは100%ではなく、結局は誰かが付いていかなくてはいけない状態なのです。
食事も同様で、食べれる物も増えたけれど箸どころか、スプーンもフォークも一人では使えないのです。
お風呂も一人で入る機会は増えたけれど、完全に目を離すことはありません。
生活をしていくことは、「介助なし」では、まだまだ困難なのです。

そして理解が増える分、今まで出てなかったような特徴も成長と共に出てくるかもしれません。
他害行為や自傷行為も体が大きくなるにつれて激しくなるかもしれません。
そして介護する大人も体が大きくなれば反抗された時に、抵抗できなくなってくるでしょう。

これは愚痴や不満ではなく、勝手に娘が成長するに従って勘違いしていた自分が忘れないように、ハードルを上げてしまわないように書いておこうと思いました。写真の様に油断したら、いつでも水に落ちそうなのだから、ちゃんと見守らなくては。

自閉症スペクトラムはそのうち治る?大人になったら大丈夫?

自閉症スペクトラムという障害だと娘のことを説明すると、大人になれば治るもんだと勘違いしている方が未だに多くいます。
発達が遅いだけで、大人になったら言葉も喋れるようになって、行動も落ち着いてきたり、理解も出来る様になって、
そのうち普通に社会に出れるようになるのではないか?と馴染めるのではないか?と思っている人は多くいます。
実際に「もうちょっと大きくなったら大丈夫でしょ?」とか「小学校に入るまではわからないよね」なんて言葉もあります。

ゆっくりでも成長して今までできなかったことが、どんどん出来る様になっている娘を見ていると、
親である自分でさえも、いつかそんな日が本当に来るのではないかと勘違いしそうになることもあります。
もちろん、全ての面でレベルアップして少しずつ成長していって欲しいし、そうなれるように最大限のサポートをしていきたいと思っています。
それでも自閉症スペクトラム、重度知的障害、ADHDが大人になって完治する事はないでしょう。
アメリカとかドイツとかで薬が開発されるのかな?すごい医者が現れるのかな?わからないけれど…
今、6歳になって思うのは自閉症スペクトラムという障害を抱えている上で最高に幸せな人生を送って欲しいということです。
まだまだ未熟過ぎてダメダメだけれど、治らないという意味を親が本当に理解した上で、良い道に進めるようにサポートしていきたいなぁ。
きっと自閉症スペクトラムの一番の治療方法は家族や周りが変わることのような気がします。

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