早いとは周りから聞いていたけれど、その何倍も早く、あっという間に長女が小学一年生になりました。
自閉症の娘は、特別支援学校に入学しました。
ついこの間、療育センターの卒園式を終えたばかりで、同じ衣装を着させられた娘は、どこに連れて行かれるのだろうと不安を感じていましたが、今回は家族全員、一緒だったので、終始、入学式には笑顔で参加することができました(ママが離れるまでは)。
特別支援学校の初日から、母子分離で泣いてしまい、大好きな外遊びを最初から楽しむことが出来ませんでしたが、それでもママの顔が見えてからは、のびのびと遊ぶことができました。未だ、父親が居ても安心して母子分離を出来ない姿を見ると、自分に不甲斐なさを感じてしまいます😭
これから中学、高校まで12年間、特別支援学校にお世話になるわけですが、今回は卒園式とは違い妹にも入学式に一緒に参加して貰いました。
妹は、お姉ちゃんと一緒に小学校に通いたかったのです。お姉ちゃんがランドセルを買わないことも気にしていました。
残念ながら、姉妹で同じ小学校に通うことは出来ないけれど、少しだけでも一緒に参加できる時は、妹にも特別支援学校に来て欲しいです。
完全なる親のエゴではあるけれど、大きくなっても妹が自分の意思で参加したいと思ってくれたら嬉しいです。
妹は入学式でも、明らかに普段の幼稚園とは異なる周りの様子を見て少なからず、何かの違いは感じていたと思います。その気持ちが、出来るだけネガティブなものにならないように、多感な思春期に、自閉症の姉を持つ自分の受け入れを全力でサポートしていきたいです。
特別支援学校での姉の目標は、とにかく病気や怪我をしないで、穏やかに過ごせたら、それが一番です。
何が出来るようになって欲しいとか、具体的な目標は今の所、設定出来ていません。
家以外で家族以外と過ごす楽しい場所、時間になったら良いなぁ🤗
入学おめでとうございます!そしていつも素敵な感動をありがとう。
ランドセルじゃなくてノースフェイス 自閉症児と通学カバン
自閉症スペクトラムの長女は、特別支援学校にランドセルではなく大きな赤いノースフェイスのリュックで通学しています。
療育センターに通い始めた時から、長女は特別支援学校に絶対に行かせると決めていたので、特にランドセルを背負う娘の姿を見れない!と嘆くことも無かったし、別に娘がリュックサックを背負って歩いてる姿を見て特に何も気にしていませんでした。
妹夫婦が入学祝いにプレゼントしてくれたノースフェイスの大きなリュックサックを見て「かっこいいなー!自分用にも欲しいなぁ」くらいに思っています。
今朝、バスを待っている場所まで長女と手を繋いで歩いていると、大学生くらいのグループに「あの子は、ランドセルじゃないから養護学校なんじゃない?」「嘘?マジで?」みたいな内容の会話が聞こえてきて驚きました😲
それに対して、怒りとか憤りとかは特にないけれど、そんなに気持ち良くなかったからこうやって文字にしているのかも知れません。
まぁ、でも自分ももし娘に障害がなかったら当たり前に何の疑いもなくランドセルをと考えていたのだろうし、普通そうなんだろうと思っていたのだと思います。
もう、既に選択出来るような地域もあるのだろうけど、通学カバンが、ランドセルでもリュックサックでもどってでも好きな方を選べたり、制服や私服も各家庭で好きな方を選択出来たり、みんな一緒に揃ってなくても良い状態がもっと当たり前になっていくと嬉しいなぁ…
特別支援学校に通う子供達は兎に角みんな大きなリュックサックを背負っています。
うちも大人用の35リットルの容量で本当に大きいサイズです。
しかし、これぐらいのサイズでないと着替えや水筒や放課後デイサービスの用意、夏場はプールの道具などが全て入らないのです。
普通の小学生でもランドセルの中に教科書など入れると約10kg 位になるそうです。
それは現在の娘の体重20kg に対して約半分です😵
大人で考えると70kg の自分が35kg の荷物を持って毎日、会社に通うようなものです…
それを背負って何分も毎日歩くことを考えると、可哀想で仕方がありません。
置き勉は悪いこと…みたいな考えが自分が学生の頃はあったけど、ネットでダウンロードしたり今の時代ならスマホやタブレットで出来るのだから、賢く合理的にやったら良いのに…